給湯器交換の総額費用と相場について

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給湯器交換の費用と相場｜工事費込の総額は？

ガスペックでは交換する費用に「給湯器本体」「※リモコン」「工事費」「処分費」「消費税」が含まれています。『業者が多すぎて相場がわからない。』『極端に安すぎて不安。』などというお悩みを解決！こちらでは購入媒体別の価格や機種ごとの費用感を詳しくご説明します。

給湯器の工事費込みの費用相場について

ガスペックの給湯器費用別割合を比較しました。

5～10万円未満	10％	給湯専用機（スタンダード）
10～15万円未満	24％	給湯専用機　高温差し湯式　ふろ給湯器（スタンダード）
15～20万円未満	25％	高温差し湯式　ふろ給湯器（エコジョーズ）
20～25万円未満	18％	ふろ給湯器（エコジョーズ）
25～30万円未満	15％	ふろ給湯器（エコジョーズ）暖房熱源機（エコジョーズ）
30万円以上	8％	暖房熱源機（PSエコジョーズ）マイクロバブル機能搭載エコジョーズ

給湯器でも機能の違いにより価格差がこれほどあります。現在使用している給湯器がどのタイプになのかを確認しましょう。ガスペックでは数百種類ある給湯器の中からお客様の使用状況やご予算に合わせた最適なご提案をさせていただきます。

給湯器タイプ別比較表

標準排気壁掛けタイプの費用と相場

主に戸建てやマンションPS、ベランダに設置されている標準排気タイプの給湯器の相場をご案内します。標準排気型は最も多く生産されている給湯器なので他のタイプよりも納入価格を抑えられるので比較的お安く交換が可能です。

タイプ	機能	交換総支払額（本体+リモコン+標準工事費+TAX）
スタンダード	給湯専用	80,403円~157,520円
スタンダード	高温差し湯	133,726円~213,789円
スタンダード	オート	136,938円~161,247円
スタンダード	フルオート	149,257円~186,314円
エコジョーズ	オート	167,873円~216,878円
エコジョーズ	フルオート	182,557円~221,962円

屋外据置きタイプの費用と相場

主に戸建てをメインに設置されている給湯器で、地面又は架台用ブラケットに据置いて設置されています。古い据置きタイプの場合、給湯器の排気口の前に障害物がある状態でそのまま設置されていることがあります。このような場合は給湯器を壁掛けタイプに交換するか、専用の排気カバーを取り付ける必要があります。

タイプ	機能	交換総支払額（本体+リモコン+標準工事費+TAX）
スタンダード	給湯専用	105,754円~158,751円
スタンダード	オート	170,401円~178,321円
スタンダード	フルオート	184,525円~192,445円
エコジョーズ	オート	171,446円~208,845円
エコジョーズ	フルオート	186,159円~226,226円

浴室隣接タイプの費用と相場

浴室隣接タイプとは、文字通り浴室のすぐ裏に隣接して設置されている給湯器になります。浴槽は２つ穴になり主にステンレス追い焚き配管で接続されています。各メーカーは隣接タイプの給湯器の取り扱いを徐々に生産数を減らして今ではエコジョーズタイプのみ販売しています。

タイプ	機能	交換総支払額（本体+リモコン+標準工事費+TAX）
エコジョーズ	オート	196,110円~223,445円
エコジョーズ	フルオート	214,966円~243,219円

給湯暖房熱源機（屋外壁掛けタイプTES）の費用と相場

暖房機能付いているので比較的他タイプより商品、工事費用ともに価格が高くなります。暖房配管の系統数や、使用している暖房の種類によって設置する型式が少しずつ変わってきます。特に給湯暖房熱源機を使用されている方は、交換費用ランニングコストについても

タイプ	機能	交換総支払額（本体+リモコン+標準工事費+TAX）
スタンダード	オート	217,879円~248,504円
スタンダード	フルオート	232,790円~263,358円
エコジョーズ	オート	247,400円~307,395円
エコジョーズ	フルオート	261,831円~323,242円

交換費用をできるだけ抑えるには？

フルオートからオートに変更する

フルオートとオートの違いは、『自動足し湯機能』『追い焚き配管自動洗浄機能』の２つです。これらの機能が必要ない場合はオートで十分です。費用は１～２.5万円ほど抑えられるでしょう。

号数を下げる

一般家庭用の給湯器の号数は24号、20号、16号の３種類になります。号数を下げることで費用を抑えられます。号数とは、出湯できる給湯能力のことで、24号の場合は１分間に24ℓ、20号であれば20ℓ使用できます。同時使用を殆どしない場合は号数を下げることをおすすめします。

注意

１か所で給湯する場合は給湯配管の太さが決まっているので24号でも20ℓの水圧はさほど変わりませんが２か所以上で同時に使用したときに水圧が下がりますので注意が必要です。

メーカーを指定しない

今付いている給湯器メーカーの後継機種で交換することが最も施工上良いとされていますが、どの業者も自社で取引実績が多く強い（価格を抑えられる）メーカーがありますのでメーカーを指定しないで価格重視の最安値の見積りを取ることもおすすめします。

注意

マンションのパイプシャフト設置などで既存メーカーと合わせなければ交換できない機種も存在しますので担当スタッフにご確認ください。

リモコンのグレードを下げる

インターホン（通話機能）付きのリモコンから通話無し（呼び出しのみ）のリモコンやボイス機能無しなどにすることで金額を抑えることができます。リモコンのグレードをダウンさせても、必要最低限の機能（追い焚き、呼び出し、湯張り、温度調整、時計表示）は最もシンプルなリモコンでも搭載されているので使用上は問題ありません。費用は0.5～1万円ほど抑えられるでしょう。

床暖房リモコンを交換しない

床暖房機能付き給湯器（TES）の場合、使用している床暖房リモコンは基本的にそのまま使用可能です。床暖房リモコンを交換しないことで約1.5～2万円ほど費用負担が削減されます。

注意

極まれに互換性の問題で流用できない場合あります。また、既存がパロマ製の場合は交換が必須になります。

給湯器交換の費用相場まとめ

給湯器の交換は現在使用されているタイプにより費用が大きく変わります。「初期費用」「ランニングコスト」「機能」など、何を重視するかによって給湯器の型式が変わり費用も変わります。ただ、後継機種しか取り付けられないケースもあります。給湯器の寿命は約10年です。壊れてからの突然の出費の備えとして使用中の給湯器がどのタイプか事前に確認しておくことをお勧めします。